窪田歯科医院

包括的歯科治療とは

当院ではお口の中の状態や患者さんのライフステージ、基礎疾患、生活習慣、既往歴を考慮した包括的な治療計画のもとに、オーダーメイドの最善の治療と注意深い治療後のメインテナンスを行い、歯科疾患の予防と再発防止を果たすことを第一の目標にしています。

歯の治療は、家を建てる時によく似ています。

家を建てる時、その土地の地盤がしっかりしているか調査を行なった後に設計図を書き、その設計図に基づき、家を建てていくと思います。

歯の治療においても、むし歯ができたから削って詰めるのではなく

その歯自身がどのような状態か、周りの歯や歯の周りの組織（歯茎等）がどのような状態か診査・診断を行なった後に、どうすればしっかり機能し（よく咬めて）見た目がよく、長く維持できる状態へもって行けるかシミュレーションを行なってから治療計画を立て、治療することが大切であると考えています。

治療の流れ

初診時は詳細な問診や検査を行うため、時間をとってカウンセリングを行います。

問診内容にはお口の中でお困りのこと、患者様のご希望、既往歴などに加え生活習慣の項目が含まれます。当院ではより総合的な観点から診断を行うために特に食生活や睡眠、ブラッシングなどの生活習慣の項目を重視しております。

これらはすべて、患者様一人一人に合った最適な治療を行うためにとても重要な項目です。そのため、初診時には問診や検査項目が多くなり、特に時間かかることもあります。

患者様の健康を第一に考え、しっかりとした診断と治療計画を提供するためのステップですので、どうかご理解とご協力をお願いいたします。

またどのような口腔内環境へ整えていくか、ご希望やライフスタイルを伺うことが適切な治療を行うための第一歩と考えています。そのためカウンセリングを大切にしております。些細なことでも遠慮なさらずにお話しいただければ幸いです。

成人矯正治療を併用したインプラント症例

治療前、噛み合わせの状態が「開咬」という咬んだ状態でも前歯が開いており、奥歯への咬む力への負担が強くなっています。左下の奥歯が割れており保存が困難の為、同部位にはインプラントを入れています。矯正治療を併用することで審美面の向上だけでなく、奥歯への噛み合わせの負担を減らすことでお口の中のバランスを整え、残っている歯が健康的に長持ちするように配慮した症例です。

治療期間：3年半前後

治療費：145万円（インプラント2本80万円、矯正治療64.5万円、税別）

リスク：治療期間が長い、外科的治療が必要、後戻りなど